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[報告]10.22青葉台駅前リレートーク


10月22日、青葉台駅前で、初めてのリレートークを行いました。九条の会など市民活動を続けておられる先輩方の応援もあり、とても温かい雰囲気のスタンディングアクションでした。4名のスピーチの合間に、ママの会コールや、本の紹介を行いました。「声に出して読みたい 小中学生にもわかる日本国憲法」(齋藤 孝 (著)/ヨシタケ シンスケ (イラスト)、岩崎書店)より第11条(基本的人権の享有)・第12条(自由・権利の保持の責任とその濫用の禁止)の条文と解説を読みました。

ママたちのスピーチ、一人一人、言葉を紡いで、それぞれの思いを伝えるものでした。お一人のスピーチをご紹介させていただきます。

(スピーチ全文) こんにちは。ママの会@神奈川です。私は、2歳と小学1年生の女の子のママです。 安保法が成立して1ヶ月が過ぎました。あの日、夜中まで国会中継を見ましたが、正直、驚いたと言うか何なんだこれはと言う気持ちになりました。総括質疑もなく、新横浜で行われた地方公聴会の報告もないまま行われた 委員会での採決。参議院に関係のない 議員や秘書までかり出されての 強行採決。 皆さんは、どう思われましたか? 私たちだけで無く、子どもたちの未来を大きく左右してしまうかもしれない重要な法案が、国民の納得もないままに あの様な形で可決したことにされてしまったのです。 余りの衝撃と失望に、多くの人たちが上げてきた声は意味が無かったのか…と思ってしまう程でした。 今まで通りの生活に戻ってしまったら楽なのだろうか。目を閉じ、耳を塞ぎ、鈍感に、政府に従順に、ニュースを見ておかしいと思っても テレビに向かって文句を言うだけで決して声を上げず、先の事は考えず、ただただ目の前の事だけを見て、愚かだと思われても 思考を停止して生活をしていた方が楽なのだろうかと…。 しかし、続けざまに入ってきたニュースに そんな考えは吹き飛びました。 強行採決時、聴取不能だったはずの議事録が 与党の判断で採決されたと書き換えられました。審議の内容を記す重要な議事録が後付けで書き換えられるなんて、おかしくないですか? アフガニスタンにある国境なき医師団の外傷センターが空爆されました。アメリカ政府は誤爆だとしていますが、周辺施設はほぼ無傷であり、外傷センターからの「空爆停止」を要請する連絡があったにも関わらず攻撃は止まなかったそうです。アメリカ軍の後方支援をするという事は、ルールを守らない戦争の片棒を担ぐと言う事です。 そして、バングラデシュでの邦人殺害。ISから犯行声明が出されています。ジャーナリストの後藤さんが犠牲になった時、ハッキリと名指しで警告されたはずです。戦争に加担するなら、同じ事が起こると。 これらの事で、安倍首相からは何ら説明はありません。 安保法が成立した時に、国民の理解を得られるよう説明責任を果たすと言っておきながら、直後の連休には説明行脚をする事も無く、ゴルフに明け暮れていました。 TPPは断固反対と言っていたのに、大筋合意だそうです。原発事故のせいでアメリカは日本の農作物の輸入規制をしているというのに、何が聖域は守れたのでしょうか?これらの事も安倍首相から納得のいく説明はありません。 国民を何だと思っているんでしょうか?あまりにも ふざけた話だと思いませんか? 私は、やはり黙ってなどいられなくなりました。 どう考えても 今の世の流れがおかしいからです。説明責任も果たさず暴走を続ける安倍政権。本来、日本ではそのような暴走は出来ないはずなんです。何故ならば、私達には憲法があるからです。政治家は決して偉くなんかありません!主権は私達国民にあります!誰に政治を委任するか、私達が選び、おかしな事をしない様に監視をするのです。憲法は私達国民を縛るためにあるのではなく、委任したはずの政治家達が暴走しない様に政治家を縛るためにあるのです。それが立憲主義なんです。 そして、私達国民は 憲法に保障されている自由や権利を守る為に、不断の努力をしなければならないのです。これは、憲法12条に書かれています。 このまま政権の暴走を止められなければ、安倍政権は堂々と改憲作業に入るでしょう。 このまま黙っていれば、再び嘘やまやかしで不安をあおられ、よく考えればおかしな話でも 何となく納得させられた様になってしまうでしょう。 でもそれでいいのでしょうか? 本当に子ども達の未来が、明るく幸せなものになるのでしょうか? 政治家が私達国民のために、私達国民の幸せを願って政治を動かしてくれると思ったら大間違いです! 声をあげましょう! 大きな岐路に立たされた私達の行動を、子ども達は見ています! 私は、子ども達に私達の時代の尻ぬぐいをさせたくはありません! 是非とも、安保法は破棄していただきたい! そして、安倍政権には退陣していただきたい! 私たち母親は、我が子の身を危険にさらすために 10ヶ月もの間 お腹の中の命を守ってきたのではありません!誰かを殺したり、誰かに殺されたりするために、痛みに耐えて お産を乗り越えた訳ではありません! 我が子に、少しでも輝く未来を見せたいと思ったから、小さな命を愛して守りたいと思ったからです! もう一度言います。 安保法は破棄を!そして、積極的平和主義などとうそぶきながら、国民の生活や命を危険にさらし、平和憲法にまで手をかけようとする安倍政権には、退陣していただきたい! 「だれの子どもも ころさせない」 私は あきらめずに声を上げ続けていきたいと思います。 ありがとうございました。

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他のママからも様々な問題提起がありました。一部をご紹介させていただきます。

「私達は今すぐ戦争に巻き込まれると言っているのではなく、子供たちの時代に、戦争ができる余地、政権次第で徴兵ができる余地を残したくない。そうさせないために、権力が暴走しないよう足掛けをしているのが憲法なんです。憲法の範囲内で政治を行わなければいけない、それが立憲主義です。「立憲主義なんて知らない」なんて平気で言う首相の側近や、「国民に主権があるのはおかしい」なんていう自民党議員が作る憲法なんて、おそろしすぎます。」

「(政府による、子どもの貧困問題に対して寄付を募る「子どもの未来応援国民運動」の報道について)巨額の予算をかけてミサイルやオスプレイをを買ったり、防衛装備と呼び変えて武器の開発や輸出をする一方、貧困という構造的な問題は寄付任せでよいのでしょうか?軍拡をするお金は、私たちの税金です。そして税制は近年、貧富の格差を広げる方向に変わってきました。つい最近まで、政治のことにあまり興味がなかったが、色々な問題が繋がっていると気づいてきました。」

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